稚内

彡(ﾟ)(ﾟ)「せや。　ワイは稚内に失恋旅行に来たんやった」

彡(ﾟ)(ﾟ)「夏なのにちょっと肌寒いなあ……やっぱアロハシャツ一枚で北海道はマズかったかなあ……」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ん？　あれは>>12？」

斬首台

ミ（・）（・）

彡；(ﾟ)(ﾟ)「ファッ！？　アレはワイやんけ！」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「まさかドッペルゲンガーってヤツか……？　アカン！　遭遇したら死んでしまう！」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「まだススキノ行ってないから死にたくないんや！」ｸﾙｯ　ﾀﾞｯ!

ミ（・）（・）「待て」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「！？　気づかれた！！」

ミ（・）（・）「>>20」

ksk

ミ（・）（・）「ｋｓｋ」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「……は？」

ミ（・）（・）「ｋｓｋ」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「何言っとるんやコイツ」

ミ（・）（・）「……ふむ、どうやらｋｓｋのメンバーではないようだな」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「な、なんなんやｋｓｋって！」

ミ（・）（・）「ｋｓｋというのは秘密結社『（ｋ）神の（ｓ）ソックスを履く（ｋ）会』の事だ」

ミ（・）（・）「>>30を目的として活動している」

プロ野球選手全員の女体化

彡；(ﾟ)(ﾟ)「な、なんでそんな事をするんや！？」

ミ（・）（・）「ｋｓｋのメンバーはソフトボールを愛し、野球を憎んでいる」

ミ（・）（・）「野球選手が全員女体化すれば、彼ら……いや、彼女達は野球ができなくなる」

ミ（・）（・）「彼女達は野球の代わりにソフトボールをするようになる。　ファンもソフトボールに流れる」

ミ（・）（・）「野球選手の滅亡とソフトボールの繁栄……それがｋｓｋの目的さ」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「はえー、すっごい……」

ミ（・）（・）「目的を達成させるため、ｋｓｋは>>40を探している……」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「そうか、温泉入ってくるわ」

彡"c

やきう好きのお兄ちゃん

彡(＾)(＾)「あー、良い温泉やった」

ミ（・）（・）「そうか、よかった」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ほんで？　ｋｓｋのヤツらはやきう好きのお兄ちゃんを探しとるんやって？」

ミ（・）（・）「……そうだ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「でもやきう好きなヤツなんてぎょうさんおるやんけ」

ミ（・）（・）「いや、それがそうでもないんだ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「どういうことや？」

ミ（・）（・）「ｋｓｋが探しているのは『やきう好きのお兄ちゃん』なんだ……『野球好きのお兄ちゃん』じゃなくてな」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「ど、どういうこっちゃ？」

ミ（・）（・）「まだわからないのか？　ｋｓｋが探しているのは『野球』を『やきう』と発音するお兄ちゃんだ」

ミ（・）（・）「つまり、お前はｋｓｋに狙われているんだよ！」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「な、なんだって～～！？」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「ど、どないすればええんや！」

ミ（・）（・）「安心しろ。　お前を保護するのが私の仕事だ」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「ほ、ホンマか！？　助かったわ」

ミ（・）（・）「とりあえず、この『ｋｓｋ』と書かれたＴシャツを着ているヤツには気をつけるろ。　ｋｓｋのメンバーだからな」

彡(ﾟ)(ﾟ)「あ、そのＴシャツ着たヤツ温泉で見たわ」

ミ（・）（・）「な、なんだと！？」

彡(ﾟ)(ﾟ)「せや。　Ｔシャツ着たまま温泉に入るなんてケッタイなヤツやなと思っとんたんやけど、そうか、ｋｓｋのメンバーやったんやな」

ミ（・）（・）「くっ……とりあえずここを離れよう！」

ｋｓｋ団員「おっと、そうはいきませんよ」

彡；(ﾟ)(ﾟ)ミ（・）（・）「「！？」」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「な、なんやお前は！？」

ｋｓｋ団員「ｋｓｋの者です。　探しましたよ『やきう好きのお兄ちゃん』」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「し、知らん！　やき……野球なんか好きやあらへん！」

ｋｓｋ団員「ごまかしても無駄ですよ。　貴方、先ほど温泉でコーヒー牛乳を飲みましたよね？」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「確かにワイはさっき温泉で風呂上りのコーヒーぎうにうを飲んだけど……ハッ！！」

ｋｓｋ「やはり……その猛虎訛りこそ、貴方が『やきう好きのお兄ちゃん』であるという何よりの証！」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「あわわ……」

ミ（・）（・）「クソッ！　とりあえずコイツ１人だけでも……！」

ｋｓｋ団員「無駄です。　もうすぐ私の仲間が>>56人来ます」

ｋｓｋ団員「ｋｓｋ１人で高校球児９匹分の戦力に相当するという話は聞いたことあるでしょう？　降伏した方が身のためですよ」

ksk

彡；(ﾟ)(ﾟ)「……は？」

ｋｓｋ団員「ああ、失礼。　一般の方にもわかるように説明すると『姑息な数字』……つまり９人ですよ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「なんで９が姑息な数字なんや」

ｋｓｋ団員「なんか９って姑息な感じしません？」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「……うーん……」

ｋｓｋ団員「まあとにかく、我々の仲間が９人ここに向かっているのです」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「やべえよ……やべえよ……」

ミ（・）（・）「なんだたったの９人か。　１０人来たらどうしようかと思ったよ」

ｋｓｋ団員「……なんですって？」

ミ（・）（・）「私の仲間もここに>>66人来る。　お前達に勝ち目はない」

9

ｋｓｋ団員「９人も……！？」

ミ（・）（・）「そうだ。　ｋｓｋｓｔ１人でプロソフトボール選手９匹分の戦力に相当するという話は聞いたことがあるだろう」

ミ（・）（・）「降伏するのはそっちの方だ」

ｋｓｋ団員「ぐっ……」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「前はｋｓｋｓｔってとこのメンバーなんか」

ミ（・）（・）「ああ。ｋｓｋｓ（ｋｓｋ即）ｔ（倒す）の略だ」

ｋｓｋ団員「……仲間が着きました」

ミ（・）（・）「そうか。　私の仲間も着いたところだ」

ｋｓｋ×９「……」ｻﾞｯ

ｋｓｋｓｔ×９「……」ｻﾞｯ

彡；(ﾟ)(ﾟ)「あわわ……」

彡；(ﾟ)(ﾟ)（一触即発の雰囲気や……）

彡；(ﾟ)(ﾟ)（９人ｖｓ９人なんて、絶対警察に通報されるやで……）

彡(ﾟ)(ﾟ)（……ん？　待てよ？　９人ｖｓ９人ってことは……）

彡(＾)(＾)「やきうが出来るやん！」

ミ（・）（・）「！！」

ｋｓｋｓｔ「！！」

ｋｓｋ団員「！！」

ｋｓｋ×９「あぁ！？」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「！？」ﾋﾞｸｯ!?

ｋｓｋ×９「ふざけるな！　野球だなんて野蛮なスポーツ出来るわけないだろ！　ソフトボールだ！」

ｋｓｋｓｔ×９「そっちこそふざけるな！　ソフトボールなんて軟弱なスポーツ出来るわけないだろ！　野球だ！」

ｋｓｋ×９「なんだと！？」

ｋｓｋｓｔ×９「やんのかコラ！？」

ミ（・）（・）「悪くないアイデアだと思うぞ。　このままだと警察が来る。　稚内にも一応警察はいる」

ｋｓｋ団員「確かに良いアイデアですね。　野球という点を除けば」

彡；(ﾟ)(ﾟ)「ｋｓｋはソフトボールがしたいって言うてるし、ｋｓｋｓｔはやきうがしたい言うてる……どっちを取ればええんや……ワイ的にはやきうやけど……」

彡(ﾟ)(ﾟ)「よっしゃ！　>>75や！」

加速

うんこ

彡(●)(●)「あああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」

ｋｓｋ×９「うあああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！？（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」

ｋｓｋｓｔ×９「うあああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！？（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」

ｋｓｋ団員、「きゃああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！？（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」

ミ（・）（・）「……」

、ミ（・）（・）ノ「あああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」

ここ温泉あるんだよね…？

この後みんなでウンコを片付けた。

最初はみんな喧嘩しながら掃除してたんやけど、だんだん仲良くなってな。

最終的には打ちあげをする仲になった。　二次会の雪合戦はホンマ楽しかったやで。

北の大地でウンコが繋げた絆と思い出を胸に帰国した時振り向くと、ミ（・）（・）とｋｓｋ団員がいた。　ワイに惚れたらしい。

まあとにかく、旅は良いモンだということや。

みんなもこの夏、旅をしようやで！

終わり

いい話だった

最後まで読んでくれてありがとナス！　安価協力してくれてありがとナス！

ほな、スターウォーズ３観て寝るわ。　おやすみ！